WEBの法則[4] インターネットの誤解
インターネットを使って、ホームページ(WEBサイト)やブログで情報発信すると世界中の人が見に来てくれる。とか、例えば企業間取引(BtoB)専門の製造業のホームページにも、一般個人や他業種の人などいろんな人が見に来てくださるという間違った意識といいますか誤解されている方がまだまだ多い。
これを私はインターネットの誤解と呼んでいる。
そして、インターネットの誤解は、ビジネスへのネット活用では大きな弊害をもたらすものですので注意が必要です。
例えば・・・
・いろんな人が見に来るから、何でも出来ますホームページになりやすい。
・同業他社も見に来るから、出来るだけ情報を隠そうとしてしまう。
・一般の人も見に来るから、専門性が高いにも関わらず、平易な情報になる。
・BtoB専門なのになぜか、ネットショップをやりたがる。
などです。
確かに物理的には、いろんな人が見に来れるのがホームページですが、ビジネスに活かそうとするなら、ターゲットとなるお客さまに自社の実績や技術、製品、サービスがしっかりと伝わらなければ意味がありません。
ですから、インターネットは漠然といろんな人に伝わってしまうメディアではなくて、情報発信する側に「誰に何を伝えるか!」が明確になった時にはじめて威力を発揮するメディアであることをご理解いただきたいと願います。
WEBの法則とは村上肇が10年にわたり経験してきた、インターネット、WEBを活用したビジネス体験、会社経営の中から見い出したWEBで成果を上げる法則です。
また、その間に多大な影響をうけた先人や先輩の言葉も交えて公開していくものです。
みなさんのビジネス、経営、そして人生に少しでも役立つことが出来たなら最高の幸せです。
■WEBの法則一覧
- 【法則1】勇気を出して情報発信!
- 【法則2】情報は発信したところに集まる
- 【法則3】誰に何を伝えるのか!
- 【法則4】インターネットの誤解
- 【法則5】Give&Give&Given
- 【法則6】いつもお客さま視点で情報発信
- 【法則7】投げかけたものが返ってくる
- 【法則8】真心は通ず
- 【法則9】スピード対応は受注に直結
- 【法則10】一隅を照らす
- 【法則11】つながりっぱなし
- 【法則12】グローバルビレッジ
- 【法則13】縁りて起こる
- 【法則14】コミュニティこそWEBの真髄
- 【法則15】WEBコミュニティの絆は宝